「実家が遠方にあり、なかなか管理に行けない」
「相続したものの住む予定がない」
「売却したいけれど何から始めれば良いかわからない」
このようなご相談をいただくことが増えています。
実際に遠方の実家は、空き家のまま放置すると建物の劣化や草木の繁茂、近隣トラブルなどのリスクがあります。
今回は、遠方にある実家を売却する際の手順についてわかりやすく解説します。
遠方にある実家を売却する流れ
① 名義を確認する
まずは不動産の名義を確認します。
亡くなったご両親名義のままの場合は、売却前に相続登記が必要です。
令和6年4月から相続登記が義務化されているため、名義変更が済んでいない場合は早めの対応をおすすめします。
② 不動産会社へ相談する
次に不動産会社へ査定を依頼します。
最近では、
・電話
・メール
・LINE
・オンライン面談
などで相談できる会社も増えています。
現地へ行かなくても査定が可能なケースもあります。
③ 売却方法を決める
売却方法には大きく分けて2種類あります。
【仲介】
一般のお客様へ販売する方法
メリット
・高く売れる可能性がある
デメリット
・売却まで時間がかかることがある
【不動産買取】
不動産会社が直接購入する方法
メリット
・早期売却が可能
・室内残置物があっても相談可能
・遠方でも手続きしやすい
デメリット
・仲介より価格が低くなる場合がある
遠方にお住まいで何度も現地へ行けない方には、不動産買取が選ばれるケースも多くあります。
④ 必要書類を準備する
主な必要書類は次のとおりです。
・本人確認書類
・権利証(登記識別情報)
・固定資産税納税通知書
・印鑑証明書
・住民票(必要な場合)
書類が見つからない場合でも再取得できることがありますのでご安心ください。
⑤ 契約を行う
最近ではオンラインによる重要事項説明にも対応しています。
遠方のため来店が難しい場合でも契約できるケースがあります。
契約方法は不動産会社へ確認しましょう。
⑥ 決済・引渡し
売買代金の受領後、所有権移転を行い引渡しとなります。
司法書士が手続きをサポートするため、遠方にお住まいの方でもスムーズに進められます。
遠方の実家売却でよくある質問
Q. 現地へ行かないと売却できませんか?
必ずしも現地へ行く必要はありません。
委任状の利用やオンライン手続きにより売却できるケースがあります。
Q. 家財道具が残ったままでも売却できますか?
可能です。
不動産会社によっては残置物そのままでの買取にも対応しています。
Q. 相続人が複数いる場合はどうなりますか?
相続人全員の同意が必要になる場合があります。
早めに相続関係を整理することが大切です。
まとめ
遠方にある実家は、管理負担や維持費が発生し続けます。
特に空き家の場合は、
・固定資産税
・草木の管理
・建物の老朽化
・近隣トラブル
などのリスクがあります。
相続した実家を今後利用する予定がない場合は、早めに売却を検討することで負担軽減につながります。
当社では、遠方にお住まいのお客様からのご相談も多数対応しております。
空き家や相続不動産、再建築不可物件などもお気軽にご相談ください。